2016年04月30日〜05月06日 岡山-しまなみ海道-四国西側半周
今年のGWは10連休が取れたので、当初は愛媛県から大分に渡り、 熊本→佐賀→長崎とまだ自転車では行ったことのない県を制覇するつもりだったが、あいにくの熊本地震により四国の西側を半周するルートに変更。
日付 | 出発地 | 到着地 | 走行距離(km) | 走行時間 | 最高速度(km/h) | 平均速度(km/h) | 主な経路 | 景勝地 |
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2016年4月30日 | 岡山 | 松永 | 86.12 | 3:46:39 | 51.0 | 22.8 | R2 | |
2016年5月1日 | 松永 | 西条 | 104.45 | 5:01:47 | 52.0 | 20.7 | しまなみ海道, R196 | 今治城 |
2016年5月2日 | 西条 | 八幡浜 | 102.75 | 4:31:31 | 51.4 | 22.7 | r48, R11, R378 | |
2016年5月3日 | 八幡浜 | 宇和島 | 36.65 | 1:56:17 | 54.3 | 18.9 | r25, R56 | |
2016年5月4日 | 宇和島 | 竜串 | 98.46 | 4:11:29 | 53.3 | 23.5 | R56, R321 | |
2016年5月5日 | 竜串 | 中村 | 87.41 | 3:44:55 | 56.3 | 23.3 | R321, r27 | 足摺岬 |
2016年5月6日 | 中村 | 高知 | 112.35 | 4:56:03 | 51.4 | 22.7 | R56 |
1日目
今回は4年前に雨天離脱したポイントである岡山駅まで新幹線輪行してスタート。
今話題の三菱自動車水島製作所
JFE倉敷
倉敷市玉島付近から見た瀬戸内海
広島県に入る。倉敷から福山はすぐかと思っていたが、意外と距離が合った。
JFE福山。これで残す製鉄所は日新製鋼の呉だけ。
GWというだけあって尾道周辺の宿はいっぱい。JR山陽線松永駅付近にて宿泊。
2日目
サイクリストの聖地、しまなみ海道へ。まずは向島まで渡船。
瀬戸内海の景色を堪能しながら走行。
昼食には道の駅で名物として売っていた、ソースオムそば。
天気が良いこともあり、実に景色が良かった。
しまなみ海道を走破後は、今治城を観光。
この日は松山方面で宿が撮れなかったので、愛媛県西条市にて宿泊。
3日目
国道11号を通って松山方面に抜け、松山市街はスルーして国道378号線へ。
伊予灘
青春18切符でおなじみの下灘駅。
国道沿いに綺麗な藤を発見。
肱川あらしで有名な、大洲市の長浜大橋。昼間だったので肱川あらしは見られず。
この日は八幡浜まで走行、八幡浜ちゃんぽんを食べて宿泊。
4日目
午後から四国地方太平洋側は大雨と強風、さらに3連休初日で四国南部には宇和島市か宿がない、という状況だったため、八幡浜から宇和島までの36kmだけ走行。雨に濡れないうちにホテルの屋根付き駐車場に停めさせてもらい、徒歩で宇和島城などを観光。昼食は名物らしい鯛めし。
5日目
この日は雨もすっかり上がり、快晴に。 ただ連休中のため宿の確保に難儀し、足摺岬の手前の竜串の民宿まで。
途中のお遍路さん向け休憩所で見つけた鯉のぼりとタンポポ。
晴天の宇和海。
ようやく愛媛県を突破して高知県へ。
竜串の化石漣痕と足摺海洋館。右は海岸に落ちていた珊瑚の化石。 入場料を払って入ってみたところ、前日からの強風で海の透明度がほぼ0だったが、それでも何種類か魚を見ることができた。
6日目
3回目の挑戦でようやく足摺岬まで到達。その後は四万十市へ向かって北上。
足摺岬と岬からの展望。
金剛福寺はお遍路さんでいっぱい。四国八十八ヶ所は初めて訪れたので、交通安全を祈って線香を上げた。
民宿のおやじさんに教わった観光スポット、大阪海遊館海洋生物研究所以布利センター。 現在2匹のジンベイザメが飼育されているが、地元の小学生の話によると1匹は近く大阪へ輸送されるとのこと。
四万十川の河口付近と、安並の水車。 水車は地元の人が観光向けにメンテナンスしているもので、現在も灌漑に使われているのは少ないらしい。
四万十川最下流、最長の佐田の沈下橋。橋から落ちたらどうしよう、とビクビクしながら渡った。
中村駅近くのホテルにチェックインした後、中村駅のみどりの窓口にて帰りの寝台特急サンライズが空席かどうか問い合わせたところ、サンライズ出雲のシングルが空いていたので確保。
7日目
最終日は残念ながら雨。前日の予報では、雨が降りだすのは午後からだったので、早めに出て降りだす前に距離を稼ぐ作戦だったが、いざ朝に起きてみればすでに本降り。とはいえ、寝台のチケットはすでに買ってしまったので、意を決してスタート。
雨の中の峠越えと、仁淀川。気温は14度で全身ずぶ濡れのため、寒くてガクガク震えながら走った。 止まると体が冷えるので、ほとんど休憩せずに目標地点の高知駅まで走り続けた。
高知市街地に入ったら、とりあえず高知城だけ記念写真を取り、14時過ぎに高知駅へ到着して一安心。
濡れた体と自転車を拭いて、輪行袋に詰め込み、みどりの窓口で乗車券と特急券を購入して15時13分発の南風20号に乗り込んだ。 岡山駅で5時間ほど時間を潰し、サンライズ出雲に乗車して無事東京の自宅へ帰った。