2016年09月06日〜11日 小倉〜長崎〜佐多岬

今年も1週間の夏季休暇が取れたので、自転車では未到達だった熊本、佐賀、長崎に行き、そのまま鹿児島県の本土最南端、佐多岬まで走ってきた。

本当は1週間の休みで北海道の道東地方を走り、22日からの4連休で九州を走る予定だったのだが、大雨と台風のため北海道のJR線が止まってしまった。

とはいえ、9月4日と5日は九州地方に別の台風が直撃していたため、5日の午後に新幹線で小倉駅まで輪行し、6日の朝から走行開始。

日付 出発地 到着地 走行距離(km) 走行時間 最高速度(km/h) 平均速度(km/h) 主な経路 景勝地
2016年9月6日 小倉 松浦 164.38 6:33:15 56.5 25.1 R3, R202, R204 虹の松原
2016年9月7日 松浦 諫早 156.93 R204, R202, R206, R34 平戸
2016年9月8日 諫早 熊本 147.77 R207, R444, R443, r3
2016年9月9日 熊本 国分 163.53 6:51:32 64.1 23.8 R3, R268, R504
2016年9月10日 国分 佐多岬 123.74 5:38:18 61.2 21.9 R220, R269, r68
2016年9月11日 佐多岬 垂水 73.37 3:29:42 53.5 21.0 R220, R269, r68

1日目

小倉駅を出てから国道3号線沿いに西へ向かう。 地図を見る限り国道3号は自転車通行止めのバイパスに見えたが、実際には自転車通行可だったため、車は多いものの路面状態は良く走りやすかった。 博多の市街地は海側を迂回してそのまま西へ。

福岡県糸島市の姉子の浜。鳴き砂とのことだったが、ビンディングシューズでは音は鳴らなかった。

そのまま佐賀県に突入。唐津にある日本三大松原の一つ、虹の松原へ。唐津城は大きなクレーンが動いていたのでスルー。

そのまま西へ進んで伊万里市を通過して長崎県へ。わかりやすい標識がなかった。

露頭に手掘りの地蔵があったりすると、思わず足を止めて記念撮影してしまう。

松浦駅至近のビジネスホテルに宿泊。他の宿泊客は発電所関連の人ばかり。

2日目

朝7時30分にホテルを出発。そのまま西へ進んで、日本最西端の普通鉄道駅、たびら平戸口駅まで走る。 あとは平戸大橋を往復。

その後、進路を変えて南の佐世保市方面へ。海軍基地の脇を通って佐世保駅周辺で昼食。 意外と佐世保バーガーのお店が見当たらなかったので、中華にした。 昼食後に針尾瀬戸にかかる橋を渡って針尾島へ。針尾瀬戸を渡る時はほぼ海面と同じ標高だったが、ここから西海橋までは結構登った。

西海橋をわたってからは旧琴海町方面を南下。 オランダ村がいつの間にか名前が変わっていたことにびっくり。

長崎市内の昔の家の様子を見てから、記念に平和公園へ。

長崎市街地を抜けて日見バイパスを超えたところで、サイコンの電源が突然落ちたため、 この日の走行時間などは分からなくなってしまった。 最寄りのコンビニで電池を交換したところ、サイコンは復帰した。 この日は諫早駅前のホテルで一泊。

3日目

この日は有明海沿いにぐるっと熊本まで走ることに。 筑紫平野のじゃがいも畑と水田のなか、平坦な道を淡々とすすむ。

福岡県柳川市からはちょっと山の方へ入るルートを選択。熊本県に入って、これで沖縄を除いて全国を走破。

Google先生に山の中の変な小道を案内されて混乱するときもあったが、目的の熊本市まで走行。 ただ熊本市に入ったところでサイコンの画面がフリーズ。 やむなく電池を一旦外して入れなおしたところ正常に戻ったが、これで2日連続で走行記録がまともにとれなくなってしまった。

熊本市街地に入った後は、熊本城を見学・・・しようと思ったが、入れなかった。

宿泊はコンフォートホテル熊本新市街にした。 駐輪場がなかったが、フロントの人のご厚意で従業員用通路の階段踊り場に置かせていただけた。 夕飯は熊本ラーメン。

4日目

今後の天気予報を見て、この天気なら佐多岬まで行けると判断。 この日は鹿児島県入りを目指して南下することに。

新水俣駅近くのファミレス、ジョイフルで昼食。 その後は国道268号を県境の峠までひたすら400m登る。

菱刈中学校前を通った時、巨大な河童がいた。手に持っているのは金鉱石。菱刈鉱山は知っているが、河童は謎。

この日は霧島市(旧国分市)のホテルに宿泊。 夕食には黒豚ロース定食のお店が近くにあったので頂いた。

5日目

ちょっと寝坊して8時30分に出発。本土最南端の佐多岬目指す。 桜島を見ながら南下。道の駅にいる猫を見て癒やされる。

根占あたりまではほぼ平坦だったのだが、そこからのアップダウンがきつかった。 最後の佐多岬ロードパークも前評判通りのきつさ。 インナーローを全部使ってなんとか最後まで辿り着いた。

自転車はトンネルの手前までで、その先へは徒歩で佐多岬へ。 すっきり晴れていれば屋久島や種子島が見えるらしいが、ガスっていて見えなかった。

この日は最南端のホテル、ホテル佐多岬に宿泊。 付近にはお店とか一切なし。 朝食あり、夕食なしの宿泊プランだったため、根占のコンビニで念の為買っておいたカロリーメイトを夕食に。

6日目

この日は根占港からのフェリーに乗るか、垂水港からのフェリーに乗るかを脚の調子を見て決めることに。 ホテルに飾られている数々の旅の記録を見て関心しっぱなし。

前日と同じルートを戻り、根占港に着いたところでまだ余力がかなりあったので、垂水港まで走ることに。

待ち時間でフェリー乗り場の売店で買ったパンを昼食にしてしまったが、フェリーにうどん屋があることを知って後悔。

鴨池港に着いてから鹿児島中央駅まで数km走り、ゴール。

ここでも駅の反対側に行けばよかったと反省。

その後さくらで鹿児島中央から新大阪まで、新大阪始発ののぞみで東京まで帰還。

帰宅してGPSロガー(Holux m-241)のデータを取り込んだところ、これも正常にとれていなかった・・・。

これで全都道府県走破したし、フロント変速機とサイコン、GPSロガーが壊れたので、コンポ一式換装しよう。