ST-5703の変速機構が破損したのでWレバーに交換

先月の軽井沢〜直江津のあと、2年ぶりに自転車をオーバーホールした。

その一環でシフトワイヤーケーブルの交換を行ったところ、フロントディレイラーの調子がおかしい。

フロントトリプルなので、インナー⇛センター⇛アウターは問題なく変速できるのだが、 アウター⇛センターに変速しようとすると、「バキッ、ガッチャン」と音がして、一気にインナーまで落ちてしまうか、 まったく変速操作を受け付けなくなるか、のどちらかの症状が発生。

ネットで調べると、記 : シマノ105 STI左レバー ST-5703不調 と同じように、ワイヤー先端のタイコが外れてしまっていた。

何回ワイヤーのタイコの位置を直してもタイコが外れて変速操作の不調が治らない。 さて、何とかならないかと思いながら何回か変速操作をしていたところ、レバーの隙間から以下の写真のような部品が落ちてきた。

シマノの説明書を見ても該当する部品は見当たらないし、よく見ると穴の周囲は削れているし、 あれ?もしかして、完全に壊れちゃった?

とはいえ、STIレバーは結構お値段がするもので、amazonで25000円くらいする。 それに今のコンポも6年目で走行距離が16000km程度(あまり走れていないな・・・)なので、そろそろ一式換装しようか、と考えていたところ。

一式交換するとなると、11s対応のホイールも交換が必要になり20万円程度の出費を覚悟しなければならないし、 なによりせっかく来月の初めに取った遅めの夏休みに間に合わない。

一晩考えた後、「フロントだけならWレバーでしばらく乗り切ってからコンポを一式換装しよう」ということにした。

というわけで、早速amazonでSL-R400を購入。お盆だったがナチュラムからは翌日届いた。

早速説明書を読みながら取り付け。取り付け作業の中で、説明書から日本語のページを探すのが一番手間取った。

あとはワイヤーの通し方の説明が全くないことに困惑(STIレバーの説明書には詳しく書いてあるのに)。 だが実物を見てみたら説明が不要なくらい簡単な構造であることが分かった。

手でクランクを回しながら変速操作をしてみると、フリクションの独特な操作感は確かにハマるものがある。 面倒なワイヤーの調整も不要。これは楽しいかもしれない。

とりあえず来月に予定しているロングツーリングはこれで乗り切ってみる。