Recon JETを試してみた
購入したのはかなり早いタイミングだったが、なかなか試すことができなかったRecon JET。
やっと自転車で走るときにつけて使い心地はどんなものか試すことが出来た。 ANT+対応の心拍計などは持っていないので、Recon JET単体でのテスト。
つけ心地
- 普通のサングラスに比べればやはりパッドが当たる部分が痛くなるが、耐えられないほどではない
- 日本は車道の左側通行なので、視界の右下をディスプレイに遮られると、後方確認がしにくい
GPS
- 測位が遅い(m-241に比べて10分以上捕捉に時間がかかることもある)
- 測位の精度はm-241と同等以上(下記マップは障害物がほとんどない荒川CRを走行したとき)
- ただし、積算距離の精度は低い(1箇所でも位置がずれると、そのせいで距離が大きく計算される)
Recon JET(赤線)とm-241(青線)のGPSログ比較。
バッテリー
- 最大2時間半しかもたない
- 予備のバッテリーを持っていても、1日中走行するには耐えられない
カメラ
- 解像度は低いので、携帯電話のほうがよっぽどまし。
- 動画は撮影時間を予め15秒や1分などと予め設定してから撮影をスタートするので、使いどころが難しい。
荒川CRで実際に撮影した画像と動画
マップ
- 黒背景に道路が暗い灰色で表示されるので非常に見にくい
- 道路名や何号線かなどが表示されないため道に迷った時や知らない土地では無力
Recon Uplink
- Recon JETを接続すると自動で記録をWeb上に上げてくれる
- 今までの走行記録(距離、平均速度、獲得標高など)をブラウザで見れるのは便利なので、 毎日ガチで2時間の練習ばかりする人であれば有用かもしれない
総評
- サイコンの代替になるにはまだまだ性能不足(特にバッテリー)。
- カメラやマップもRecon JETを使うくらいなら携帯電話(スマートフォン)のほうが断然良い。
ということで、残念ながら現時点ではロングツーリングのお供にはなれなかった。