2023年07月28日 北岳

南アルプスには行ったことがなかったので、次は北岳を目指してみた。

テント泊で行こうか迷ったが、足首の調子が今一つなのと、テント場が混雑していそうだったことから、軽装にして日帰りすることに。

甲府駅前のホテルに前日から2泊予約。

当日、まずは朝4時35分に甲府駅発広河原行きのバスに乗るが、早くも登山客でバス停には長蛇の列。

4時18分には既に40人ほどが列に並んでいて、コンビニもスポーツドリンクが既に売り切れていた。

乗り切れるのか不安に思っていたら2台目のバスがやってきて、無事座ることができた。

ホテルであまり眠れなかったため、バスの中ではできる限り寝て過ごし、気づいたら広河原に到着。

既に大量の登山客でごった返しており、トイレと準備運動を軽く済ませてから出発。

つり橋を渡ってしばらくは樹林帯の中を、大勢が列をなして進む。

1時間ほどするとバラけてきて、自分のペースで歩けるように。

日差しが強く、早くも気温が上昇して暑い。

2時間弱で白根御池小屋に到着。

甲府駅のコンビニで買えなかったスポーツドリンクを購入(500円)。

テントサイトには色とりどりのテントが張ってあった。

草すべりを登る人が多かったが、私は二俣経由で。

途中、いろんな植物が見られたので撮影しつつ進む。

左俣コースから八本歯のコルを目指すルートをメインプランにしていたが、先を見て誰一人進んでいる人がいなかったので、サブプランとしていた右俣ルートに変更して進む。

草すべりルートと合流して少しすると、稜線に出た。

少しガスが出てきてしまったが、暑さは少しマシに。

先ほどまでは見なかった植物を見つつ進み、肩の小屋に到着。

肩の小屋ではベンチに座って携帯していた食料を補給。

肩の小屋に到着したのは11時だったが、すでにテントサイトにはいくつかテントが張ってあった(前日からの分もあるかもしれない)。

小屋の脇を通って北岳に向けて最後の登り。

いくつか岩場もあったが、11時36分、無事に北岳の山頂に到着。
眺望は残念ながらほぼなし。

遠くのほうで雷が鳴り始めており、近くにいた登山者も「少し急いで下りたほうがいいかも」と言っていたので、山頂での滞在はほどほどにして下山開始。

だんだんとゴロゴロという音が近づいてきており、少なくとも稜線からは早く下りようとペースを上げて歩いた。

ちょうど稜線から降りたところで、雨が降り始めたので、急いでレインウェアを装着。

せっかくゴアテックスのレインウェアを揃えたのに、長らく使用機会がなかったので使えてよかった。

バックパックのレインカバーは付属のもので。

下りは草すべりルートで。

急斜面を1時間ほど下っていると雨が止んだので、レインウェアを脱いで白根御池小屋まで下りる。

小屋の前で小休止して、最後の下り。

最後のほうは太ももの前側の筋肉がだいぶやられていた。

15時50分に広河原まで無事下山。

16時40分の甲府駅行きバスで甲府駅まで行ってホテルに戻った。