2023年10月27日 日光男体山
始発で行ける日帰りのちょうど良さそうな山を地図で探していたら、日光の男体山が目に止まったので、ささっと電車とバスの時刻、まだ雪が積もっていないことを確認して出発。
ただ、自分が紅葉を見に行くつもりでなかったために、シーズンで大混雑するであろうことをすっかり失念してしまっていて、バスは往復ともに満員で、帰りの道路も大渋滞だった。
しかしながら、紅葉は見ごろで良かった。
上野発の宇都宮行きの始発に乗り、宇都宮からは日光線に乗り継いで7時44分にJR日光駅に到着。
駅前のバス停には大行列。
バスが来たときにもしかしたら2台目が出るんじゃないかと、しばらく待ってみたが来なかったのでしょうがなく並んだところ、 私が1台目に乗車したあと3人ほどで1台目が満車になり、2台目がやってきた。
もう少し待っておけば・・・
立ちっぱなしで50分ほど、二荒山神社のバス停で下車。
神社の中を進んで、登山の受付(1000円)を済ます。
鳥居をくぐって少しすると一合目に到着。
しばらくは登山道を登っていたが、途中で林道に出る。
四合目で再び登山道に入る。
土の登山道をひたすら歩いて五合目。
六合目付近から岩場が多くなり、トレッキングポールをしまって手も使いながら登る。
七合目付近に来ると、だんだんとガスが出てきて、眼下に見えるはずの中禅寺湖もまったく見えなくなってしまった。
七合目の小屋のそばで5分ほど休憩。
引き続き岩場を登って八合目。
八合目には神社があった。
小さな祠の左側には鎖があったのだが、上のほうは草木が繁茂していて登れなさそうだったので、矢印に素直に従った。
九合目に近づくと険しかった岩場も終わり。傾斜もゆるくなって歩きやすくなった。
頂上付近は赤いスコリアが堆積。
森林限界を超えたので、ガスの切れ目から中禅寺湖や戦場ヶ原を見下ろせた。
登り始めてから2時間半ほどで頂上に到達。
本当の山頂に行く前に、西のほうにある太郎山神社に寄り道。
引き返してからでっかい剣のささった山頂に。
梵字飯場跡に抜けるルートで計画していたのだけど、二荒山神社で受け取った案内に「下山時も同じルートを通ってください」と書かれていたので、ちょっとだけ登山道の状態を見てから引き返した。
影になるところには雪が少しあったが、登山道には雪はなかった。
頂上の山陰で休憩していたら、ゴロゴロと雷が鳴り始めて霰が降ってきた。
急いで準備して下山を開始し、一気に下った。
無事に2時間ほどで下山完了。
帰りのバスも満員。中禅寺温泉バス停以降はバスが2台出ていたが、積み残しも発生していた。
バスの中で帰りの東武線特急を予約しようとしたが、平日にもかかわらず満席だったので往路と同じくJR日光駅から宇都宮経由で帰ることに。
道路も混雑していて、二荒山神社前を15分ほど遅れて出発したバスは最終的に1時間以上遅れて日光駅に到着。
せっかく宇都宮を通るので、途中下車して宇都宮餃子を食べてから帰宅した。