2024年09月14日-15日 編笠山-権現岳 テント泊
今年は山に行くことを検討している週末に限って雨だったり台風だったりとまったく登れていなかったのだが、 ようやくチャンスが来たので、以前オススメされた八ヶ岳の編笠山と青年小屋に行ってきた。
1日目(小淵沢駅 - 編笠山 - 青年小屋)
下りのあずさが尽く満席だったので、前日に韮崎まで行って宿泊し、7時発の普通電車に乗って小淵沢へ。
7時25分に小淵沢駅に到着。
自販機で500mlスポーツドリンクを2本購入し、出発。
途中で信玄が整備したとされる棒道の案内。
ちょうど2時間で富士見台の登山口に到着。
“富士見"という名前だが、眺望は残念ながらまったくなし。
しばらくは笹の茂った中、ゆるい上り道。
観音平方面からの登山道との合流後は徐々に険しくなり、はしごも登場。
日が昇るにつれて気温が上がり、暑くなって駅で購入したスポーツドリンク2本はすでに飲みきってしまった。
汗を拭きつつ進むと視界が開けてきた。
まずは1日目の目標、編笠山(2524m)に登頂。
頂上で休憩していると、この日はガス気味ではあったが、ところどころ切れ目から眺望が見えた。
休憩後は青年小屋方面へ下る。
大きな岩がゴロゴロしているところ慎重に下って、13時前に青年小屋に到着。
さっそくテント泊の受付をして、テント場に行ったが、すでに結構な数のテントが張られていた。
場所を決めてテントを設営。1年ぶりだったがスムーズに設営できた。
左の股関節に少し痛みが出ていたので、テントを張ったら昼寝。
昼寝のあと、17時位に外に出たらテントはさらに増えて大盛況。
日が沈むと気温が下がってきたのでテントに籠もって就寝。
2日目(青年小屋 - 権現岳 - 甲斐小泉駅)
夜中、午前2時頃から3時過ぎまで雨が降ったようで、ボタボタとテントに落ちる雨音で目を覚ました。
4時頃から徐々にテントを撤収する音が聞こえたが、少しでも濡れたテントが乾いてから出発したかったので二度寝三度寝。
最終的に5時過ぎに起床して、ジェットボイルで湯を沸かしてアルファ米を戻して朝食をとった。
6時過ぎに観念して外に出てテントの撤収を開始。
濡れたテントの撤収は初めてだったが、吸水タオルで拭き取って適当に丸めて袋に押し込んだ。
朝食でちょうど水を使い切ったので、近くの水場まで行って給水。
戻ってから軽く準備運動をして6時30分過ぎにスタート。
進行方向を見ると、なかなか険しそうな山。
振り返ると昨日登った編笠山や青年小屋が眼下に見えた。
いくつか鎖場があり、少し恐怖感はあったがなんとかクリアして権現小屋に到着。
権現小屋で少し座って水分補給したあと権現岳に向かって再出発。
ほぼコースタイム通りの8時前に権現岳に登頂。
権現岳頂上の少し下から進行方向を望むと、稜線の向こうに雲海に浮かぶ富士山がちょうどよく見えた。
この日は下の方ではすでに雨が降っているらしく、雲海が広がっていた。
少し登り返したところにある三ツ頭でこれまで通ってきたルートを振り返る。
このあとは基本的に下り一辺倒で、滑る足元に難儀しながら進む。
ちょうどよいところにベンチがあったので少し休憩。
このあと少し雨が降ってきたのでレインウェアを着込んだが、30分程度で止んだ。
11時過ぎに久しぶりの舗装路まで下りてきた。
最後は別荘地の間を通過。
12時丁度にヤマザキショップで昼食を調達。
12時10分に甲斐小泉駅に到着し、今回の山行を無事完了。
駅では1時間ほど待つかと思っていたら、運が良いことに臨時列車が15分ほどでやってきた。
乗車中、小淵沢駅からのあずさの指定席が空いていたのでえきねっとで購入し、スムージに帰宅できた。