2025年04月20日 天城山 縦走
今シーズンもそろそろどこか山に行くか、と考えて検討していたのだが、北の方は天気予報で傘マークが付いていたので、南の方に行くか、ということで伊豆の天城山(万三郎岳)に行ってきた。
天城山への計画は去年から立てていて、電車とバスの時刻も調査済み。
しかし、当日朝の3時頃に起床して初めて京浜東北線と山手線が工事のために運転本数を少なくしていることに気づく。
慌てて再調査したところ、東京駅始発だった東海道線の列車がもっと手前から走っているらしく、上野駅から無事乗車することができた。
熱海駅で伊東線に乗り換えた後、伊東駅で下車し、そのまま天城高原ゴルフ場行きのバスに乗車して登山口で到着。

熱海駅構内は店が開店前で、伊東駅もバスの発車時刻まで5分ほどしかなかったため、コンビニなどで食料を買うことができなかったのは反省点。
行動食として多めに羊羹を持ってきていたので、バスの中で食べておいた。
バス停で降りた後、駐車場にあるトイレで準備をしてから9時ちょうどに出発。 少し肌寒かったのでウィンドブレーカーを羽織った。
出発してすぐは少し下ったが、すぐに万二郎岳に向けて上りが始まる。
動き始めると体が温まってきたのでウィンドブレーカーを脱いだのだが、雲が出ていて日が差しておらず、風も強かったこともあって稜線に出ると少し寒かったが、もう一度着るかどうかは非常に悩ましいところで、結局着ないままにした。
万二郎岳には1時間もかからず、9時50分に到着。
行動食の羊羹を頬張りながらなだらかな尾根沿いを進む。
この日はずっと曇りがちだったため、万二郎岳の先で登山口方面を見返したときの眺望が一番良かった。


万三郎岳の手前で少し傾斜がきつくなり、梯子が出てくる箇所もあった。
1箇所、梯子の足が宙に浮いているものがあって非常に不安定だった(上部は固定されているので、重心をうまく調整すれば大丈夫)。


伊豆半島の最高峰、万三郎岳には10時37分に到着。


休憩がてら尾西のアルファ米に水を入れてから再出発。
万三郎岳だけから少し進むとシャクナゲコースとの分岐があるのだが、天城縦走路コースに入ってから一気に人が減った(最終的にすれ違う人は0人で、八丁池で2人に追いついた以外に人と会わなかった)。
日が出ていないのでのっぺりとした景色の中、道中で見える花を写真に収めながら淡々と歩き、白田峠でちょうどアルファ米に水を入れてから1時間経過したので、ベンチに座って昼食。
10分ほど休憩してから再出発し、八丁池に到着。

湖畔を少し回って上り御幸歩道方面へ。

ここからは尾根ではなく斜面に沿って登山道があるのだが、ところどころ傾斜が急で道が狭かったり崩れていたので要注意。
ほとんど展望のない天城峠に到着し、ここから旧天城トンネルに向けて下る。


さらに天城トンネルに向けて徒歩道があるので降りて、フィニッシュ予定地点の天城峠バス停に到着・・・ したのだが、天城トンネル脇の歩道を降りていくときに14時19分のバスが目の前で通過してしまった。

次のバスは45分後なので、3.5kmほど追加で歩いて道の駅天城越えまで行くことにした。
途中、見事な八重桜やわさび田などを眺めながら15時ちょうどに道の駅天城越えに到着。
わさびソフトクリームを食べてからバスに乗車して下山完了。